八重洲書房の棚 1970‐1993
八重洲書房店内図+取り扱い作家 1987-1993
イラスト:佐藤純子
はたして、八重洲書房の棚はどのような姿で、どのような本が並んでいたのだろうか。
ここでは、1987年から1993年、ダックシティ丸光地下2階で営業していた時代を知る人物の証言や
資料によって姿が見えてきた店内レイアウトと、そこに並べられていた主な作家を紹介する。
1.〈幻想文学―日本〉
稲垣足穂
内田百閒
小栗虫太郎
中井英夫
久生十蘭
夢野久作
2.〈批評―日本〉
内村剛介
江藤淳
小林秀雄
谷川雁
花田清輝
埴谷雄高
中野重治
北条民雄
吉本隆明
3.〈日本文学〉
小川国夫
島尾敏雄
高橋和己
辻邦生
堀田善衛
三島由紀夫
吉行淳之介
4.〈詩歌〉
鮎川信夫
石原吉郎
長田弘
金子光晴
北川透
佐藤通雅
黒田三郎
高橋睦郎
田村隆一
塚本邦雄
寺山修司
中条ふみ子
吉野弘
5.〈外国文、ファンタジー、批評〉
ジャン・コクトー
パウル・ツェラン
マルグリット・デュラス
ポール・ニザン
チェーザレ・パヴェーゼ
ジョルジュ・バタイユ
アンドレ・ブルトン
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
ガルシア=マルケス
ロートレアモン
ロープシン
6.〈エッセイ〉
赤瀬川原平
天野祐吉
糸井重里
『広告批評』
島森路子
中畑貴志
橋本治
藤森照信
別役実
群ようこ
〈コミック〉
いがらしみきお
大友克洋
佐々木マキ
白土三平
つげ義春
永島慎二
林静一
ますむらひろし
水木しげる
7.〈環境〉
宇井純
石牟礼道子
ソロー
レイチェル・カーソン
霞ヶ浦水質汚染
チェルノブイリ原発
反原発
水俣病
四日市公害
〈差別〉
アイヌ、アメリカンインディアンなどの先住民差別
黒人問題
在日朝鮮人問題
従軍慰安婦問題
中国人・朝鮮人強制連行
花岡事件
日朝関係史―近代史
日の丸、君が代
部落差別
〈女性〉
『暗河』
石牟礼道子
伊藤野枝
上野千鶴子
上野英信
高群逸枝
平塚らいてふ
森崎和江
〈戦後思想〉
内山節
小田実
鶴見俊輔
羽仁五郎
日高六郎
丸山眞男
〈経済〉
伊藤光晴
岩井克人
宇沢弘文
宇野弘蔵
大内秀明
鎌倉孝夫
8.〈自然〉
今西錦司
河合雅雄
日高敏隆
渡辺格
カール・ポパー
ジャック・モノー
ローレンツ
〈哲学〉
廣松渉
丸山圭三郎
ハンナ・アーレント
アルチュセール
ヴィトゲンシュタイン
ジュリア・クリステヴァ
サルトル
ソシュール
スーザン・ソンタグ
ジル・ドゥルーズ
ロラン・バルト
ミシェル・フーコー
モーリス・ブランショ
ボーヴォワール
ジャン・ボードリヤール
リオタール
〈精神分析〉
河合隼雄
ピアジェ
フロイト
エーリッヒ・フロム
ユング
ヴィルヘルム・ライヒ
9.〈文化人類学・民俗学〉
赤坂憲雄
折口信夫
小松和彦
菅江真澄
中沢新一
南方熊楠
宮本常一
柳田國男
山口昌男
山折哲雄
吉野裕子
マリノフスキー
レヴィ=ストロース
10.〈世界史・日本史〉
阿部謹也
網野善彦
安藤昌益
黒田日出男
谷川健一
古田武彦
『東日流外三郡誌』
『市民の古代』
『カタロニア讃歌』(ジョージ・オーウェル)
東洋文庫
スターリン
スペイン市民戦争
トロツキー
ナチズム
ハンガリー・チェコ動乱
ベトナム戦争
ローザ・ルクセンブルグ
ロシア革命
近・現代史
日朝関係史
11.〈映画〉
植草甚一
大島渚
小川紳介
川本三郎
フィルムアート社の本
『キネマ旬報』
〈演劇〉
唐十郎
鴻上尚史
佐藤信
つかこうへい
野田秀樹
別役実
『てすぴす叢書』
『未来一幕劇シリーズ』
〈舞踊〉
大野一雄
土方巽
ニジンスキー
メイエルホリド
〈音楽〉
ジャニス・ジョプリン
ビリー・ホリディ
『スイング・ジャーナル』
『ミュージック・マガジン』
12.〈美術〉
マックス・エルンスト
エドガー・エンデ
エミール・ガレ
カンディンスキー
キリコ
ギュスターヴ
クリムト
パウル・クレー
ココシュカ
エゴン・シーレ
サルバドール・ダリ
イヴ・タンギー
ポール・デルヴォー
バルテュス
ハンス・ベルメール
ルネ・マグリット
アルフォンス・ミュシャ
ジョアン・ミロ
モロー
ルネ・ラリック
ロセッティ
小林忠
瀧口修造
辻経雄
松本俊介
村山槐多
横尾忠則
若桑みどり
〈写真〉
ロバート・キャパ
アルベルト・ジャコメッティ
荒木経惟
一ノ瀬泰造
沢田教一
篠山紀信
土門拳
四谷シモン
13.〈ファンタジー・絵本〉
ミヒャエル・エンデ
ルイス・キャロル
ル=グウィン
J・R・R・トールキン
C・S・ルイス
あまんきみこ
安野光雅
工藤直子
五味太郎
佐野洋子
谷川俊太郎
宮澤賢治
14.〈実用書〉
15.〈雑誌〉