家族の食生活が急速に変化した1970—1980年代生まれの人々は、家庭の料理をどのように記憶しているのでしょうか。「伝統料理」と言うほどではない、そして、よその家にもあったのか、その家庭独自のものだったのか、料理名すらも定かでない家族からの「伝言」的な料理。そんな料理を記憶を基に再現し、今一緒に暮らす家族や友人と食べてみることによって、家族の姿と時代を浮かび上がらせる試みです。