仙台市内の書店について調べていると、必ずその名前を聞く「八重洲書房」。実際に、「八重洲書房」に通っていた方たちから話を聞くと、皆一様に「あの店はすごかった」「あそこで初めて知った本がたくさんあった」と当時の様子を生き生きと話してくれます。 しかし、インターネットで検索しても、どのような棚作りで、どのような内装で、どのような間取りだったかわからない。1970年に開業し、1993年に閉店するまで、八重洲書房とは、仙台の文化にとってどんな存在だったのかを調べてみます。